チーム始動 〜其の二〜

前記事「チーム始動 〜其の一〜」


さて、始まったエンデューロ。
４時間。３人で交代しながら走る。


最初の１周はパレードラン。
先頭集団で走るという計画はもろくも崩れ去ってしまったが、
この間になるべく前に出ようと速度を上げる。

集団は混み合っていたが、隙間ができるたびにどんどん前へ。
じきに混み具合が解消されてくるが、それはつまり集団が間延びするということ。
開けたところに出ると、はるか向こうに集団先頭が見える。
あそこへ行こうとぐんぐん速度を上げる。

しかしスタートに遅れ、位置が後すぎたせいで結局先頭までいけず、
集団に埋もれて１周終了w

ちなみにこの１周は６分５０秒ほど。
１位のチームの平均スピードより速かったw


そして２周めに入りリアルスタート。
ここからそれぞれが本気で走ってくる。
集団はぶちぶちと中切れしはじめる。
すると、１つの集団からその前の集団に行くまで風よけがいないので、
より前に行くのが難しくなる。

それでも足を休めずに１つずつ集団を抜きながら前に行くものの、
多人数で回す先頭集団に単独で追いつけるはずもなくw

先頭集団に追いつくのは断念www



ここからは自分なりのペースで進む。
徐々にだいたい同じペースの人たちが各々で集団を形成し始める。
ボクの後にも気がつくと集団がついていた。

先頭交代をしながら走ったり。
おもしろー！！！



面白いのも束の間。
３周めに入る。

最初に３周くらいで交代しようかと話していたので、
ここでチームメイトに「次で交代」と伝えようとするも、
スタート地点付近にチームメイトの姿が見えない。

そのまま３周めへ。
ペースを維持して走る。

そしてスタート地点へ。
今度こそコンタクトを取ろうと、走りながらキョロキョロ。
チームメイトを見つけられない。
４周め。


多分ピットにいるのかもしれないが、
ピットに行って交代する仲間がいなかったら、と考えるとピットに入れず。


また帰ってきて、必死でキョロキョロ。
見つけられない。
そのまま５周めw
まさかこんなに走るつもりじゃなかったから足がつらい…。


またスタート地点。
コンタクトが取れず６周めへw


ここで、
さすがに…さすがにピットにいるだろう。
次でピットに入ろうと決める。
なんとか頑張って６周めを終え、ピットに入ると…



チームメイト３人「「「おせーよ！！！」」」


いたwww


俺が３周くらいって言ったから、ずっと待ってたらしいw
やっぱいろいろ最初に相談しなきゃねw
スタートがバタバタしたのがいけなかったw


計測用のバンドを付け替え、
無事交代！

仲間を送り出し、しばし休憩へ…。



其の三へ続く